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墨攻 [洋画・海外TVドラマ]

2月12日に映画“墨攻”を観ました。
アンディ・ラウ、アン・ソンギ出演です。

この映画はもともと日本で酒見賢一氏の小説を元に森秀樹氏が漫画化したものらしいです。
申し訳ないっす。どちらも未見です。


でもでも、もともと日本人が中国の戦国時代の逸話を小説化した話は割と好きでいろいろ読んでいたので気になっていたのです。
それに、主演がアンディ・ラウとアン・ソンギssiだからね。
ここからはめっちゃネタバレ(^^;)




紀元前370年の戦国時代。趙の大将軍巷淹中(アン・ソンギ)は燕を攻める手始めに国境近くに位置する梁城を攻め落とそうとしていました。
そこに墨家から革離(アンディ・ラウ)がたった独りでやってきました。
小国梁を助ける為に…。

“戦うこと”と“守ること”を両立させることはとても難しいね。
国同士の戦いは皆が一つの目標に向かっているようで、実はそれぞれの思惑がいろいろな方向を向いてしまいます。
少しでも心が揺らいだ時に誰もが予想しなかった方向に歴史は動いてしまいます。
不安というのは人々から冷静さを奪い取って破滅へと導いてしまうのです。

人々を助けたい、犠牲者を出したくないと思っている革離ですが、民衆から絶大な人気を得た為に梁王からうとまれてしまいます。
一度は梁から離れてしまいますが、燕に参戦する前にどうしても梁を攻め落としたい巷淹中と革離を亡き者にしたい梁王一派の策略によって梁に召喚されてしまう革離。

革離に傾倒していった王子の梁適(チェ・シウォン)はとにかく敵を沢山倒すことだけを目的としていた牛子張の策に巻き込まれて逝去、弓の名手子団(ウー・チーロン)も革離と共に謀反を起こしたとみなされて腕を切断。革離こそが梁を助けたと声を荒げた逸悦(ファン・ビンビン)は喉笛を抉られてしまいます。


まじすか〜。


腕の良い戦略家が理想通りに、そして期待以上の仕事をしてのけてしまった時、君主の脅威にすり替わってしまう。
古今東西、戦国時代に起こってしまう悲劇。



梁王…ムカつくぜ!!!



映画が面白かったかどうか冷静に判断できないほどムカついております。
ってことは上質の映画ってことなのかな。





アンディ・ラウ氏…実は初めましてです。
彼の出演している映画を初めてみたんだけど、この映画をチョイスして良かったと思う。
他の映画を観ていたらこの映画を観たかどうかアヤシい(笑)
それって正しいファンにはなりえないのかもだけど、いいじゃん。
“よい奴、わるい奴、変な奴”で中国人な奴として出演してくれるといいのに(爆)


アン・ソンギssi…。今回もカッコいいっす。
もう、韓国にとどまらずアジアの名優です。
北京語にはてこずったみたいだけど、それに懲りずに外国映画にも多数出て欲しい。
できれば日本でも(^^;)





中国の戦国時代の映像化、これからもあるといいなあ。
戦争の本質と無情を再認識することが出来るから…。


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コメント 2

こんばんは。
ご覧になったのですね。 期待を裏切らなかったようで よかったです。
アンディ・ラウ氏は かっこよかったですよね。(強引に、笑)
昔の彼は ギッシュであまり好きではなかったのですが、今の彼はいい感じで歳を重ねていることが現れているようで とても好きです。
生意気なんですが、ビョンホンssiも40歳を過ぎたときに 彼のように 素敵に年を重ねていって欲しいな、なんてひそかに思っています。^^;

アン・ソンギssiもさすがの存在感でした。
話の内容がよかったのはもちろんですが 演技力がかなり影響していたように思います。^^;

ところで チェ・シゥオンssiは ソン・スンホンssiに似ている!と思われませんでしたか? 私は観始めたころ それが気になって気になって・・・。笑
by (2007-02-13 00:27) 

turbo

★kurumiさん。
期待以上に楽しみましたよ(^^;)
kurumiさんはラウ氏にもぞっこんなんですね、ふふ。
ビョンホンssiはラウ氏やソンギssiのような素敵な先輩の良い所を吸収して欲しいよね(^_^)
>ところで チェ・シゥオンssiは ソン・スンホンssiに似ている!
turboも思った〜♪
スーパージュニアのメンバーだそうですね。
チェックしてみなくては…。
by turbo (2007-02-13 00:50) 

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