「魂の駆動体」神林長平 [おすすめbooks]
自動車が、文字通り自動運転装置となって自分で乗り回すことも所持することも出来なくなった世の中で、2人の老人が“クルマ”を設計して作ってしまおうと模索するお話。
もう“クルマ”を見ることもない世の中でふとしたきっかけで廃車を見た2人は、隣人の蔵書の“クルマ”の本を見ているうちに、過去の情報と現存するパーツで“クルマ”を作ろうと思い立ちます。
手作りの楽しさ、出来上がった“クルマ”を運転している時の一体となる感覚などが読んでいて伝わってきます。
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