グッド・バッド・ウィアード [イ・ビョンホン_映画]
8月29日と30日に二日続けて(爆)
韓国映画“グッド・バッド・ウィアード”を観てきました。
ここでturbo的感想をまとめました。
たぶん…ネタバレしてる(^^;)
昨年のカンヌ国際映画祭用のポスター
グッド・バッド・ウィアード
[좋은 놈, 나쁜 놈, 이상한 놈(良い奴、悪い奴、変な奴)]
監督:キム・ジウン
出演:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソン
1930年頃、満州でのこと…
朝鮮人の大金持ちキム辧主が日本人の金丸に宝の地図を渡しておいて
馬賊団の親分チャンイ(イ・ビョンホン)に強奪させる計画を立てます。
場所は帝国列車の車中。
ところが車中では列車強盗のテグ(ソン・ガンホ)が
金丸のお金や宝石を狙っていました。
そして莫大な懸賞金がかかったチャンイをしとめようと
列車の中にハンターのトウォン(チョン・ウソン)が乗車していたのでした。
…そんな話です。
チャンイは実は朝鮮で暮らしていた頃に
テグとの争いに負けたことがあり
地図を持っているという理由よりも
復讐のためにテグをおいかけます。
トウォンは、テグに宝の地図のことを聞いて
興味をもちはじめます。
そしてその地図、
日本軍や中国・韓国・ロシア人で構成されている馬賊団やアヘン商人まで
その存在を知っていて手に入れようと画策します。
テグは宝の場所を見つけることができるのでしょうか…
って、見つけたよ。ふふ。
でも宝の正体を解っているんだかいないんだか(^^;)
ストーリーはそんなに複雑じゃありません。
監督のスタイリッシュなところと狂気的なところとおかしさが
それぞれ主演の3人に反映されていて
とてもジウン監督らしいエンターテイメントな映画だと思いました。
砂漠の風景がとても綺麗で壮大です。
3人も他の出演者もとてもお洒落で個性的。
列車や闇市、テグの暮らす村、アヘン窟など
セットもそれぞれ凝っていてカッコいいです。
そして映画全編がとても楽しいです。
[ウィアード=変な奴]テグの滑稽さは言うまでもないんだけど
[グッド=良い奴]トウォンのトボケた雰囲気も微笑ましいし
[バッド=悪い奴]チャンイの狂気的なんだけど人間臭いところにもニヤリ。
BGMはめちゃめちゃカッコいいです。
40曲も作られ(@▽@;)映画全編を盛り上げています。
メインテーマがサンタエスメラルダのDon't Let Me Be Misunderstoodのカバーで
アラフォーにはとても懐かしい曲です。
日本でも流行ったよね♪
冒頭の列車を占領するシーンは
観ている人たちのテンションをぐっと盛り上げているし。
闇市やテグの暮らす村でのアクションは観ていて爽快です。
トウォンがロープ片手に村の上を縦横無尽に飛び回り
チャンイ達や他の馬賊団をやっつけるのはめちゃめちゃカッコいいです。
マストアイテムが手鏡っていうのがおっしゃれ〜♪
馬に乗っている姿もウソンssiが一番かっこ良かった。
後半のチャンイや他の馬賊団が砂漠でテグを追いかけるシーンは
とても迫力があります。ハラハラしました。
日本軍まで登場して大砲を沢山撃つのですが
ちょっと馬がかわいそうになりました。
ここでもウソンssiが一番かっこ良かった。
馬上でライフルをくるくるまわしちゃうんだもん♪
このシーンはちょっと長いのだけど
クローズアップされる人たちによってBGMが変わって
うまく繋がってクライマックスへと向かっていきます。
ここでビョンホンssi扮するチャンイについて
ちょっと感想を…。
今回も“悪い奴”なんですが
かなり大げさに拡げて演じていると思いました。
あまり観たこと無い表情やしぐさが
とても新鮮です。
チャンイはいつも回りを緊張させる奴なんで
野卑で鋭い表情が大かったかな。
そして…やっぱりそんなビョンホンssiも好き(爆)
チャンイは…
とにかく一番になりたい男で
誰かが自分より強いと聞くと我慢できません。
その話をした人を瞬殺するほどです。
だから、朝鮮で暮らしていた頃にテグに負けたことが
くやしくて仕方ありません。
お金や生よりも“一番”に執着しています。
そりゃあ目の前に大きな宝石がころがっていたら失敬はするけど(^^;)
テグに勝つことで自分が“一番”になると信じています。
ところが、狂気的で残酷なんだけどこそくじゃないんです。真っ直ぐなんです。
だから…
ラストの3人の対決で
チャンイは何度も起き上がります。
だめ〜!!!!! 起きたらトウォンに撃たれてしまうp(>_<)q
チャンイの真っ直ぐなところが
なんだか切なかったです。
この戦いはあまりにも彼に不利でした。
可哀想すぎる…。
テグは早々に倒れて動かなくなりました。
たぶん…銃声が止むのをじっと待っていたに違いない。
テグは一番になることよりも生きることを大切にするヤツだから
頭を使ったんだと思います。
生に執着する者が生き残る運命だったんです。
テグも以前はそうとうの暴れ者だったにちがいないんだけど
いつからそんなとぼけた変な奴に変わったのかな?
チャンイも暴れん坊を卒業してからテグに会っていたら…
それは違う話だな…(^^;)
とにもかくにも
みんなで力を合わせて凄い物作っちゃいました…なんて映画です。
製作している人たちの熱さを感じる映画でもありました。
韓国発のウェスタン…かなりイイですよ。
3人のファンや監督のファンはもちろん
映画好きな人にたくさん観てもらいたいなあ。
[おまけ]
この映画が最初に出来上がったときは
2倍のランニングタイムだったそうです。
さらに編集をかさねて2時間強になりました。
そして公表されているだけで“カンヌ版”と“韓国版”が存在しています。
turboは昨年ソウルで“韓国版”を観ましたが
日本版とは違うところがいくつかあります。
DVD化の折にはヴァージョンがあるだけDVD化してセットで発売してほしいなあ。
いまからお小遣いためなくっちゃ(^^;)
韓国映画“グッド・バッド・ウィアード”を観てきました。
ここでturbo的感想をまとめました。
たぶん…ネタバレしてる(^^;)
昨年のカンヌ国際映画祭用のポスター
グッド・バッド・ウィアード
[좋은 놈, 나쁜 놈, 이상한 놈(良い奴、悪い奴、変な奴)]
監督:キム・ジウン
出演:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソン
1930年頃、満州でのこと…
朝鮮人の大金持ちキム辧主が日本人の金丸に宝の地図を渡しておいて
馬賊団の親分チャンイ(イ・ビョンホン)に強奪させる計画を立てます。
場所は帝国列車の車中。
ところが車中では列車強盗のテグ(ソン・ガンホ)が
金丸のお金や宝石を狙っていました。
そして莫大な懸賞金がかかったチャンイをしとめようと
列車の中にハンターのトウォン(チョン・ウソン)が乗車していたのでした。
…そんな話です。
チャンイは実は朝鮮で暮らしていた頃に
テグとの争いに負けたことがあり
地図を持っているという理由よりも
復讐のためにテグをおいかけます。
トウォンは、テグに宝の地図のことを聞いて
興味をもちはじめます。
そしてその地図、
日本軍や中国・韓国・ロシア人で構成されている馬賊団やアヘン商人まで
その存在を知っていて手に入れようと画策します。
テグは宝の場所を見つけることができるのでしょうか…
って、見つけたよ。ふふ。
でも宝の正体を解っているんだかいないんだか(^^;)
ストーリーはそんなに複雑じゃありません。
監督のスタイリッシュなところと狂気的なところとおかしさが
それぞれ主演の3人に反映されていて
とてもジウン監督らしいエンターテイメントな映画だと思いました。
砂漠の風景がとても綺麗で壮大です。
3人も他の出演者もとてもお洒落で個性的。
列車や闇市、テグの暮らす村、アヘン窟など
セットもそれぞれ凝っていてカッコいいです。
そして映画全編がとても楽しいです。
[ウィアード=変な奴]テグの滑稽さは言うまでもないんだけど
[グッド=良い奴]トウォンのトボケた雰囲気も微笑ましいし
[バッド=悪い奴]チャンイの狂気的なんだけど人間臭いところにもニヤリ。
BGMはめちゃめちゃカッコいいです。
40曲も作られ(@▽@;)映画全編を盛り上げています。
メインテーマがサンタエスメラルダのDon't Let Me Be Misunderstoodのカバーで
アラフォーにはとても懐かしい曲です。
日本でも流行ったよね♪
冒頭の列車を占領するシーンは
観ている人たちのテンションをぐっと盛り上げているし。
闇市やテグの暮らす村でのアクションは観ていて爽快です。
トウォンがロープ片手に村の上を縦横無尽に飛び回り
チャンイ達や他の馬賊団をやっつけるのはめちゃめちゃカッコいいです。
マストアイテムが手鏡っていうのがおっしゃれ〜♪
馬に乗っている姿もウソンssiが一番かっこ良かった。
後半のチャンイや他の馬賊団が砂漠でテグを追いかけるシーンは
とても迫力があります。ハラハラしました。
日本軍まで登場して大砲を沢山撃つのですが
ちょっと馬がかわいそうになりました。
ここでもウソンssiが一番かっこ良かった。
馬上でライフルをくるくるまわしちゃうんだもん♪
このシーンはちょっと長いのだけど
クローズアップされる人たちによってBGMが変わって
うまく繋がってクライマックスへと向かっていきます。
ここでビョンホンssi扮するチャンイについて
ちょっと感想を…。
今回も“悪い奴”なんですが
かなり大げさに拡げて演じていると思いました。
あまり観たこと無い表情やしぐさが
とても新鮮です。
チャンイはいつも回りを緊張させる奴なんで
野卑で鋭い表情が大かったかな。
そして…やっぱりそんなビョンホンssiも好き(爆)
チャンイは…
とにかく一番になりたい男で
誰かが自分より強いと聞くと我慢できません。
その話をした人を瞬殺するほどです。
だから、朝鮮で暮らしていた頃にテグに負けたことが
くやしくて仕方ありません。
お金や生よりも“一番”に執着しています。
そりゃあ目の前に大きな宝石がころがっていたら失敬はするけど(^^;)
テグに勝つことで自分が“一番”になると信じています。
ところが、狂気的で残酷なんだけどこそくじゃないんです。真っ直ぐなんです。
だから…
ラストの3人の対決で
チャンイは何度も起き上がります。
だめ〜!!!!! 起きたらトウォンに撃たれてしまうp(>_<)q
チャンイの真っ直ぐなところが
なんだか切なかったです。
この戦いはあまりにも彼に不利でした。
可哀想すぎる…。
テグは早々に倒れて動かなくなりました。
たぶん…銃声が止むのをじっと待っていたに違いない。
テグは一番になることよりも生きることを大切にするヤツだから
頭を使ったんだと思います。
生に執着する者が生き残る運命だったんです。
テグも以前はそうとうの暴れ者だったにちがいないんだけど
いつからそんなとぼけた変な奴に変わったのかな?
チャンイも暴れん坊を卒業してからテグに会っていたら…
それは違う話だな…(^^;)
とにもかくにも
みんなで力を合わせて凄い物作っちゃいました…なんて映画です。
製作している人たちの熱さを感じる映画でもありました。
韓国発のウェスタン…かなりイイですよ。
3人のファンや監督のファンはもちろん
映画好きな人にたくさん観てもらいたいなあ。
[おまけ]
この映画が最初に出来上がったときは
2倍のランニングタイムだったそうです。
さらに編集をかさねて2時間強になりました。
そして公表されているだけで“カンヌ版”と“韓国版”が存在しています。
turboは昨年ソウルで“韓国版”を観ましたが
日本版とは違うところがいくつかあります。
DVD化の折にはヴァージョンがあるだけDVD化してセットで発売してほしいなあ。
いまからお小遣いためなくっちゃ(^^;)
turboさま
韓国版といっぱい違うよね。
「基本細かいとこを気にする&英語字幕韓国版を
3回みた」アタシと
「字幕無し韓国版を1回見た」turboさんの
記憶してるものに、相当な違いがあるとは思うけど。
次回の来週の会合では、お互いの記憶のかけらを
集めて話し合いましょう♪
で、アレ(上物の写真本)は買った?
アタシは、プログラムだけ買っただ~~~~。
by ikachan (2009-09-04 10:03)
★ikachan!
実は…あまり韓国版覚えていないの(^^;)
かなり舞い上がってみてたからなあ。
日曜日にダーと観に行った時に
あまりの覚えてなさにグーが飛んできたぐらい。
だってチャンイしか観てなかったんだもん…。
ダーは韓国版の方がお気に入りらしいよ。
(韓国語がわからないのに@_@)
来週の会合が楽しみだなあ。
違うところいろいろ教えてね。
ところで…
turboは今回は何も買ってないよ。
クリアファイルは欲しいかも。
上物の写真本って慎さん編集の?
by turbo (2009-09-04 12:35)