“夏物語”に寄せて… [イ・ビョンホン_映画]
どもです。
今日はイ・ビョンホンssiの“夏物語”について語っちゃおうと思います。
といっても、内容を“どうこう”っていうのではなくて
“どうして彼がこの作品を選んだのか”
turboなりに探ってみましたっ。
“夏物語”は1960年代後半に、ある夏の短い間に出会った若い男女が、恋に落ちたのもつかの間、運命によって引き裂かれてしまった物語です。
その後60代の大学教授になった男性が彼の教え子を通して彼女を捜すことになります。
そして結果は…。
沢山のシナリオがビョンホンssiの元に届き、その中で“決して完全とはいえなかった”シナリオを彼が選んだ理由はなんだったのでしょうか?
ちょっと不思議だなと思ったのは“過去を繰り返さない”(笑)ビョンホンssi。
昨年発売された写真集“LBH MEETS LBH”でシャワーのカットは前回の写真集に収録されたからと、敢えて“花風呂”(!)を選んだビョンホンssiが、過去出演作“我が心のオルガン”と極近い年代のものを選んだこと、しかもどちらも“純愛系”。
映画全体を流れている雰囲気も似ている。
しかも火事のシーンまで(偶然?)
turboは、この60年代に思い入れがあるのかなと感じました。
彼はまだ生まれてないよね(爆)
たぶん彼の両親が若かった頃なんだけど、その時代の人たちの考え方や気持ちに興味があったのかなと思いました。
それとも…
“純愛は今も昔も変わらない…”と、いいつつも
純愛を表現するには60年代がぴったりだと判断したのかもしれません。
どうして、再び“純愛”がテーマの映画に出演しようと思ったのかな?
過去作品を少しさかのぼってみれば…
純愛中毒…[許されない?愛]
バンジージャンプする…[永遠の愛]
誰にでも秘密がある…[愛と孤独]
甘い人生…[破滅]
“純愛中毒”や“バンジージャンプする”で、どんな形であれ“愛は永遠”なんだ系の映画に出演していた彼が、“誰にでも秘密がある”では、あらゆる人に愛を振りまきながら自分自身は“孤独”な男性を演じていました。
そして“甘い人生”では、淡い恋心(かどうかもアヤシイ)が切っ掛けで自身の人生が破滅へと向かってしまいました。
自分で出演作をチョイスするビョンホンssiだから、自身のそのときの気持ちが反映されていることは否めないと思います。
[理解できないと演じることが出来ない]彼だから…。
そして、次回作をじっくり探していたビョンホンssi。
ビョンホンssiは“夏物語”に関する取材を沢山受けているのだけど、よくソギョンのことを“自分近いキャラ”とよく言っていました。
最初は“素のビョンホンssiを観ることができるかもしれない”とわくわくしたけど、ビョンホンssiはどんな意図だったのかな。
どうも、最初の脚本よりもより“彼に近く”なっていったらしいです。
もうひとつ気になっているのは、最近よく
“俺は普通ですよ”
と話していること。
普通の自分、今の自分を表現するのにピッタリの映画だったのかもしれません。
新たな[純愛]しかも成就することのなかった愛。
初めて幸せにしてあげたいと思った女性が現れたのもつかのま
[彼女の手を離してしまった]
若い時、もしくは初めての恋愛では、後先よりも“今、一緒にいたい”という気持ちが優先してしまって、結果後の人生に響いてしまうことがあります。ソギョンとジョインもそうでした。
彼女を二度と離したくないと抱きしめたことが、永遠の別れの切っ掛けになってしまった。
そして、彼女は彼の幸せのために自ら手を離すことを決意しました。
本当は、ジョインはいつかまた逢えることを信じていたと思う。
でも運命が彼女を捉えて離さなかった。
ソギョンは、もしかしたら早い時期に諦めていたのかなあ?
沢山の魚の石にかこまれて自分がかつて彼女に渡した“魚の石”を置いた時にそう思いました。
背中がとても寂しそうだった。
turboが一番“ヤラレた”シーンです。
この映画の中で若いソギョンの気持ちが表現されていたのは、
留置所で彼女を抱きしめたシーンとこの魚の石のシーンだと思います。
今思うと、彼はこの映画を通してソギョンを通して今までの自分を振り返っていたのかなと思ってしまいました。
まだ30代だけど(^^;)
“夏物語”自体はとてもオーソドックスだと思いました。
しかも時代も忠実にとても丁寧に作られている映画だとも思いました。
ともすればあたりまえにとられてしまう。
“美しいものは美しい”…それはあたりまえのことと捉えられてしまう懸念がturboにありました。
美しいものを美しく表現するのはとても難しいし、最強のメンバーがそろわないとありえないことなのに…。
珠玉の作品だと思います。
でも美しすぎてあたりまえにとらえられそうで、どこにでもある作品の一つにされてしまいそうでちょっと悔しいです。
もう、次の映画の話題が持ち切りですっ。
“いい奴・悪い奴・変な奴”
なんだかエロカッコいい彼が戻ってきそうな予感。
ドラマ“恋の香り”がヤングビョンホンの最高峰ならば、
ドラマ“美しき日々”から映画“甘い人生”までは
第2期だったと思うのです。
そして、次の映画で新しいビョンホンssiに会えそうな予感がします。
それは既に“その年の夏”から始まっていたのかもしれません。
乞うご期待!
turbo様
エロかっこいいのは何度でも大歓迎だよねぇ。
この間、GETした「純愛」みて、あらためて
このラブシーン、すごいわ~~と、思った。
んで特典映像を見て…「こだわり君」の
「こだわり君」ぶりに…惚惚した私も、
なかなかに「こだわり派」だわ~♪
今から、「夏物語」特典映像付きDVDが
楽しみ~です。
by ikachan (2007-02-19 06:52)
おはようございます。
私も 映画を見てから どうしてこれを選んだのか? 考えたりします。
turboさんの 書かれていること 言えてるなぁ・・・、って思いました。
きっと 今「愛」について 考えたいのでは。
そして、「愛」を求めているのでは。
そして・・・、日本のファンに その時代の(私達が知りえない)韓国を見せたかったのでは? なんて 考えたりしました。
見終わってから じわじわと・・・。いい映画なのに、スターの映画、のくくりで語られてしまうのが本当に残念。 そんなジレンマが 彼の中でもあるのでしょうね。 次回作では おもいっきり はじけて欲しいな。^^
by (2007-02-19 09:21)
★ikachan!
ikachanにめっちゃ影響されて
turboもちょこっとまとめてみました。どうですか?
>エロかっこいいのは何度でも大歓迎だよねぇ。
そうだよね(^▽^)/
>この間、GETした「純愛」みて、あらためて
いやいや、turboにはあれはちょっと“こゆすぎ"(うっそ〜♪)
夏物語の“特典"…楽しみだよね。
★kurumiさん。
こうやってまとめてみても、あくまでもturboの推測なので
なんともいえないけどです。
完成度の高い映画でも、観客動員数などのプラスアルファで評価が下がってしまうのはとても悔しいっす。
次回は、そんなことを気にせずのびのびと演技して欲しいなあ。
by turbo (2007-02-19 12:45)